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メールマガジン 「語ろうか、手話について」
Note.84 2007年 1月24日発行
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こんにちは、忙しくなりそうなネタが舞い込んできて、ワクワクしている徳
田です。
近いうちに聴覚障害全般のネタで石川県に行くことになりそうです。関係者
には連絡しますが、この機会に依頼事がある人など、何か用事がある方はメー
ルください。
しばらくドタバタしそうなので、今週と来週は突発事件がない限り、書き貯
めたネタです。
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安倍内閣、パッとしませんな。郵政議員復党あたりからグダグダが続いてい
るように感じます。
小泉さんの時は首相そのものが強烈なキャラクターを持っていましたが、安
倍さんは顔からして地味ですし、内閣にも強烈な人がいません。前は竹中平蔵
とか、塩爺とか、オタク防衛庁長官とかいましたけど、安倍内閣で思いつくの
は事務所費スキャンダルのあの人ぐらい。、顔とも言える官房長官でさえ思い
出せません。
そんな官房長官は、塩崎恭久氏。1950年生まれの57歳。ハーバード大学院出
でお父さんも議員という政治家家系の人です。
その塩崎氏、要約筆記に少し関係しているってご存じでしたか? 私もつい最
近知りました。
神奈川のパソコン要約筆記団体である「ラルゴ」によれば、字幕RTの昔から
塩崎氏は聴覚障害者への字幕提供について関心があり、著作権法の改正への働
きかけもしてくれていたそうです。その結果が、あのリアルタイム字幕配信事
業なんだそうです。
詳しくは以下のページをご覧ください。
http://iptalk.hp.infoseek.co.jp/largo/060710mhlw/060710mhlw_index.htm
視覚障害者への点字図書は自由にやっていいのに、字幕はダメという状況を
一変させたあの著作権法の改正。送信事業者は許諾制とはいえ、字幕の扱いが
変わっていく予感を感じさせた点では、点字の扱いに匹敵するインパクトがあ
りました。
まだまだ字幕がどこにでもついているとは言えない状況です。
いまいち失点の多い安倍内閣ではありますが、塩崎氏には、もうちょい聴覚
障害者のためにがんばって欲しいなと思います。
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では、次回の語ろうかをお楽しみに。
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