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    メールマガジン 「語ろうか、手話について」

Note. 6                                             2004年 7月14日発行
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  皆さん、こんにちは、徳田です。

  これを書いている時点では、すごくいい天気が続いています。梅雨はいった
いどこへやら? そして、なんで、台風がこんなに来るのでしょうか?

  ところで、「語ろうか」の形式のことですが、最近始まった、この短いタイ
プは「Note」という連番がついています。つまり、本編の「No.」とは区別し
ようと思っています。というのは、「語ろうか」は、あまりWeb上に形になっ
て置いていない手話に関する諸々の事情を残しておくことが目的だったのです
が、改めて昔の物を読み直していると、かなり私の考えが取り込まれた文章が
多くて、なんか読みにくいなぁ、と思いました。例えば、全くの手話初心者が
「日本語対応手話って何?」と思ったときに、「語ろうか」を読めば、とりあ
えず世間一般の日本手話に対する思いが把握できるようにしたかったのです
が、いまいちわかりにくいなと思ったわけです。
  今後は、客観的なアーカイブ的な文章を本編、私の考えはNoteシリーズ、そ
の他の連絡や皆さんのご意見は増刊(Exシリーズ)でまとめていこうかと考えて
います。ということで、最近お送りしているNoteシリーズは、私の主観が入り
まくります。

  単なる形式だけのことですから、どーでもいいと言えばどーでもいいのです
けど、気になる人は、そういうことになったということでご了解ください。

  今回は、その言いたい放題のNoteシリーズです。「オレンジデイズ」を取り
上げます。

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  もうすぐ次のクールのドラマが始まるという時期になるまで、ひっぱってお
いてなんなんですが、あんまり感想らしい感想もありません。ということで、
徒然なるままに書いていきます。

  始まる前は、結構話題になっていたと思うのですけど、始まってしまうと、
あまり話題になることもなく、淡々と終わってしまったオレンジデイズ。視聴
率は良かったみたいですけど、それは今クールの他のドラマと比べてと言うだ
けで、平均視聴率は最終回でなんとか20%を超えるぐらいで、テレビ業界では
特に今後話題になることもないような結果に終わったと思います。

  手話の業界では、始まる前にはなんとなく持ち上げておいて、始まってみる
と、あの単語は変とか、失聴して4年であんなに流暢に手話が話せるなんてあ
りえないとか、色々と細かい批判が出るのも相変わらずで、内容まで踏み込ん
だ感想が私は見ることがありませんでした。ドラマの最後のあたりで、聴力が
いくらか回復するという謎の手術が出てくるのですが、もう、見ている人が少
ないのか、そのことを指摘している人はかなり少なかったように思います。あ
るメルマガで「そんなのあるのか?」と指摘されていたぐらいかな。私はドラ
マが面白くなるなら、多少のウソはOKだと思うので、どれもしょうもない指摘
だと思いましたが。でも、このドラマのウソは、そんなに面白さに貢献してい
ないので、その点ではドラマの方もしょうもないと思いました。

  手話に関してもう少し言及しますと、今回は「きいろぐみ」という手話パ
フォーマンスの専門家が監修していました。動きは良かったと思うのですが、
翻訳が意訳しすぎる箇所が多々あって、ドラマとして見ると、いまいち、納得
のできない場面はありました。「きいろぐみ」は手話コーラスをかなりハイレ
ベルな領域まで高めた人たちで、その実力は相当すごいものがあると思うので
すが、ドラマという領域には向いていないなぁ、と思いました。歌の意訳と、
ドラマの台詞翻訳はだいぶ勝手が違いましたね。

  面白いかどうかは感性の問題なので、人それぞれ違うと思いますが、よくよ
く考えると私は元々恋愛物も青春物も関心のないジャンルなのでした...つま
り正直なところ、つまらなかったです。3回目を過ぎたあたりからは会話のネ
タ作りのためだけに見ていました。同じ恋愛物でも「真珠夫人」は好きなんで
すけどねぇ。え、あれはコメディですか?

  少しドラマの技術的なことに突っ込んでおくと、脚本は北川悦吏子という、
近年では障害者を取り入れた話をよく作っている人ですが、この人って、再会
&やり直しパターン、好きですねぇ。あるテレビ雑誌で最終回を予想していて
まさにその通りだったので、大笑いしてしまいました。
  「愛していると言ってくれ」は再会までで、今回はもうちょっと先までやり
ましたけど、完全に蛇足でした。再会で終わった方がドラマとしてはきれいで
した。
  あと思ったことは、小道具や設定が全然生かし切れていませんでした。交換
日記にしても、手話にしても、耳が聞こえないという設定や、母親とドイツに
行くという設定にしても。どれもこれも、おぉ、そうきたかぁ、という使い方
がなされていなかったように思います。北川さん、小道具の使い方が下手すぎ
です。
  最終回で酔っぱらった櫂達3人が叫ぶシーンがありますけど、例えば、翔平
も叫ぶシーンを入れて、そこにたまたま沙絵と茜が別々に通りかかって、茜は
それを聞いて翔平とうまくいくようになるけど、沙絵は聞こえないので櫂の櫂
の気持ちに気がつかないままという演出も考えられたのではないかと。まぁ、
素人考えのベタな展開ではありますが、でも、ベタな展開さえも避けたために
さらに面白みのないドラマになってしまったように思います。

  どうせ作り話をするなら、なんかもっと面白いことをしないとダメだと思い
ます。その点では、私は手話の扱いはもっと乱暴でもいいと思っています。昔
の面白いドラマを思い出してみても、例えば西部警察なんて、刑事が拳銃をバ
ンバン撃って、パトカーで無茶苦茶なカーチェイスをやったからドラマとして
は面白かったわけです。本当の警察は拳銃をほとんど撃ちませんし、追跡で車
を壊しません。(壊したら、かなりの処分を食らいますから)。
  ネタして取り入れたのなら、徹底して活用してやらないと、ドラマとしては
失敗だと思います。その点で、オレンジデイズは失敗していると思います。
  あと、交換日記を流行らせたいような雰囲気がありましたけど、どうなんで
しょう? 大学でノートを放置しておくなんてありえるのかなぁ?

  ということで、つらい評価になりましたけど、でも、他に面白いドラマがな
かったのも事実。夏クールもいまいちそうなので、もうすでに秋クールに期待
しております。

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では、次の「語ろうか」をお楽しみに。

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