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        メールマガジン 「語りあおうか、手話について」
                           (「語ろうか、手話について」増刊)
Extra No.42                                         2007年 2月20日発行
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  こんにちは、京都から無事に戻ってきた徳田です。

  京都、楽しかったですよ。JUSCOが3つもあるんですもの。って、何しに行っ
たんだか...
  もちろん討論集会も楽しんできました。今回はしっかり分科会にも(半分ぐ
らいですけど)出てきましたから、皆さんに興味を持ってもらえそうなネタも
2つほど仕入れてきました。

  が、それは来週からお届けします。(今週は、すでに書き貯め原稿の配信手
配が完了しているので)

  今日は、ちょっと急ぎの用で、特別編です。

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  No.85で、字幕について取り上げましたが、今、ある映画に字幕が付いてい
ないのが話題になっています。
  「バベル」という映画ですが、ご存じでしょうか?
  アカデミー賞にノミネートされ、菊地凛子という女優さんが日本人としては
メチャ久しぶりにゴールデングローブ賞にノミネートされたりと話題になって
いる映画です。

  聞くところに寄ると、この映画の菊地凛子さんが出ている部分は、ろうの女
子高生についてのストーリーで、本当のろうあの役者さんも出ていたりするそ
うです。(菊地凛子さんは健聴者です。)

  で、この映画は洋画ですので、基本的には字幕が付いているんですけど、菊
地凛子さん達が出ている日本語パートは、字幕がないそうなんです。

  そんなわけで、「えぇぇーー、なんで字幕がないの??」と、映画を見た聴覚
障害者からブーイングが出ているわけです。

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  それで、この映画に字幕をつけてもらうために、署名をしようと言う動きが
あります。

  バベルの日本語音声にも字幕を
  http://kiirogumi.net/babel/
  
  中心になっているのは、かの有名な手話パフォーマンス集団のきいろぐみの
人達です。
  そして、語ろうかのNo.85で紹介した「web-shake.jp 字幕をつけ隊」もがん
ばっているとのことで、それなら、この語ろうかでも署名の呼びかけすること
にしました。

  署名は上記のサイトから署名用紙を取り寄せて、郵送で送ることになってい
ます。3月初旬までに1万人を集めたいとのことですので、短期集中でがんばっ
ています。
  皆さんのまわりに呼びかけて、あと10日ぐらい、がんばりましょう。

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  ところで、この映画が面白いのかどうか...は、私は関知しません。
  たぶん、私の興味ない分野の映画のようです。
  が、日本語だけ字幕抜きというのは、私にも許せないものがあります。そりゃ、
ないよね。

  それと、この映画に出ている岡田絵里香という人は、ろう者初のアイドルだ
そうです。

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  では、次回の語ろうかをお楽しみに。

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