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    メールマガジン 「語りあおうか、手話について」
                           (「語ろうか、手話について」増刊)
Extra No. 23                                        2002年11月 6日発行
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  皆さん、こんにちは。
  だいぶ朝の冷え込みが厳しくなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょ
うか。もう雪でスリップして交通事故を起こしたなんてニュースも聞くように
なり、そんな時期なんだなぁ、前にメルマガを発行した時は、まだ紅葉の時期
だったような気がするなぁ、と季節の移り変わりの早さに驚いています。「驚
く前にメルマガ書けよ」ってツッコミが聞こえてきそうです。

  またしても増刊ですが、来週は新作をお送りする予定なんで、乞うご期待く
ださい。

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  今回、最初のネタは朝日新聞の記事から。

  パート・派遣にも育休を 女性ら、権利求める動き
  http://www.asahi.com/life/child/021030a.html

  昨年まで千葉市で、非常勤通訳者として働いていた折原さんが日本弁護士連
合会に人権侵害救済の申し立てを行ったというニュースです。

  10月30日に記事が出ることは、関係者には知らされていたようで、本当なら
私は知っているべきなんですが、最近、全通研も手話サークルもさぼっていた
ので日曜まで全然知りませんでした。反省。そんな状況なので、メルマガでも
手話の話をしずらいなぁ、と思っております。今回が新作でなくて、増刊号な
のは、そんなことも一因です。

  ぼやきはこれぐらいにして、朝日新聞の記事ですが、まず、私が思ったのは
「そういう手があったかぁ」ということ。次に、「新聞に取り上げられるまで
結局、何もできなかったのは情けない」という反省です。

  あまり考えがまとまっていないので、今回は大ざっぱな話だけです。今まで
手話通訳者の身分保障は全通研といった団体から提起される事が多かったので
すが、今回は全通研の腰が重かった。というより、これは古くて新しい問題で
ずっと提起はされていますが、結局、先延ばしになっている話です。でも、当
事者にとってみれば深刻な事であり、すぐにでも解決しなければならない問題
です。こういう形で手話通訳者の身分保障という問題があぶりだされたのは、
新展開を期待すると同時に、さて、どうすればいいのか、と思案にくれており
ます。

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  次は小谷さんからのお便りを紹介します。
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  こんにちは。
  いつも、興味深く読ませていただいております。

  内容(題材)についてリクエストがあるのですが、「伊東論文」「安藤・高
  田論文」を取り上げていただけませんか。この二つの論文について少し知
  識を得たいのですが適切な資料が見つからないため、ご協力お願い致しま
  す。

  では、これからもがんばってください。
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リクエストをありがとうございます。安藤・高田論文、伊東論文というのは前
者が全日本ろうあ連盟の前と現理事長、後者が全通研の委員長による論文で、
発表されたのは、私がこの世界に入る前の事です。そんな古いものですが、何
かの時には必ず話に出てくるぐらい超重要論文です。私も以前、読んだ事はあ
りますが、手話通訳者の心得を示したような内容です。心得というと、ちょっ
と軽いかな。全通研の活動の基本的理念が述べられています。

  そんな大切な内容なので、いつかはメルマガでも取り上げたいと思うのです
が、実はその論文が載っている資料が見つからないんですよ。たぶん、私の部
屋のどこかに埋まっていると思いますが... いましばらくお待ちください。

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  「レスキューナウ」という民間の災害対策サービスをご存じでしょうか?
  http://www.rescuenow.net/

  今では総合的な危機管理総合サイトとして運営されていますが、私が最初に
このサービスを知ったのは、聴覚障害者向けに災害情報を携帯電話に文字で送
ることを始めたベンチャー企業があるというニュースです。しばらくテスト期
間があったのですが、夏ぐらいから本格運用が始まったようで、私も使ってい
ます。

  これが相当すごい。すこしうざったいぐらい、そして早すぎるぐらい情報が
リアルタイムで送られてきます。例えば、電車が遅れているとか、止まったな
んていうのは当たり前。この夏の巨大台風や、近所の火事、食中毒、印旛沼の
危険な魚、泥棒など色々な情報が入ってきます。電車の情報も、路線ごとに選
べますから、私は自分の通勤しているのみチェックしています。これだけのも
のが民間サービスで成り立っているというのは、ちょっと驚きです。

  月200円と有料ですけど、これは絶対高くない。そして聴覚障害者だけでな
く誰にとっても便利です。レスキューナウから頼まれたわけではないので、加
入者が増えたからと言って、私にびた一文も入ってくるわけでもないのですが
本当にこれは私からのお薦め。

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  もう半年ぐらい前のメールを今更になってご紹介です。
  すみません。こんなに遅くなって。
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  毎週まぐまぐからメールマガジンが配信されるのを楽しみにしています。
 私も手話を勉強しはじめて早四年・・・伸び悩んでいる今日この頃です。

 メールを書くきっかけになりましたのは、たった今テレビをつけたら、
  「アンビリーバボー」で重度聴覚障害者のバンド「ブライトアイズ」が取
  り上げられていたからです。
  ただ途中からしか見ていないので、はっきりしたことは言えませんが出演
  者・観覧者ともにブライトアイズの演奏(番組で演奏)した時に皆さんが一
  生懸命手話を表していたのに驚きました。皆さん事前に練習していたとの
  ことです。
  最後に所ジョージさんが「手話を表すのが面白かった。面白がっていいの
  かな?」と言っていたのがとても印象的です。
  私は手話サークルには入っていますが、実際にろうあのお友達は一人しか
  いません。
  こういったバンド活動について全然知りませんので、もし機会があれば取
  り上げて欲しいと思った次第です。
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  5月にもらったメールなので、その頃の話です。私は、この手の話にトンと
疎いので、皆さんに読んでもらえそうな面白そうなネタも持っていません。で
すから、メルマガで取り上げる予定は残念ながらないんです。手話コーラスは
テーマにしようと思っていますが。

  そんなわけで、もし、こういったバンドについて何か情報がありましたら、
掲示板か、私までメールをください。よろしくお願いします。

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  最後に、前回のメルマガに関する追加情報です。

  Ex-No.22で心身障害者FAQについてご紹介しましたが、そのWebサイトが開け
ないとの問い合わせをもらいました。どうも、時間帯などで不調な時があるよ
うです。アドレスは間違っていなかったので、こまめにアクセスしてみてくだ
さい。

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  「語ろうか」への苦情、文句、意見、たれ込み情報は

      tokudama@rr.iij4u.or.jp

までE-Mailにて送って下さい。基本的には氏名(匿名も可)、居住都道府県付き
での情報を期待していますが、今までの経過を見ていますと、あまり守られて
いないので、そのあたりはどうでもいいです。
  でも、Subject(題名)には、「語ろうか」とか「kataro」といった文字を入
れて下さい。沢山届くmailに埋もれて、捨ててしまうかもしれませんので、こ
れだけは守って下さい。過去に「語ろうか」への文句なのか、ある研究会での
私の振る舞いに対する意見なのかがわからずに悩んだことがありますので、
Subjectにだけは「語ろうか」と入れて下さい。よろしくお願いします。

  寄せられた意見は事前の断り無しに増刊号などで公表する場合があります。
公表されたくない場合は、わかりやすい位置にその旨書いておいて下さい。今
のところ、公表する場合には匿名にしていますが、「どうしても実名で」とい
う場合にも一筆お願いします。

  それから返事はあまり期待しないで下さい。結構、返事を書くのは時間がか
かったりします。今のところ、7割ぐらいの人に返信していますが、これでも
自分では結構頑張って書いたと思うぐらいです。それに、今、書く返事は感情
にかられてまともな文章は書けないような感じがします。だから、返信が戻ら
なくても事情を察してください。メールは全部読んでいます。寄せられたご意
見、苦情、文句については、できるだけ本編に反映させるようにしますので、
本編にご期待下さい。

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  だいぶさぼっていましたが、来週は久しぶりに連続発行、しかも新作です。
乞うご期待。

  では、また来週。

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