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メールマガジン 「語りあおうか、手話について」
(「語ろうか、手話について」増刊)
Extra No. 14 2001年12月10日発行
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皆さん、こんにちは。
久しぶりに休刊のお知らせ以外の増刊です。先日の日曜日は「障害者の日」
ということで各地で行事が沢山あり、さらには手話通訳士の試験日だそうで、
てんやわんやの状態のはずなのですが、私は受付などののんびりした役目が多
く(通訳技術が未熟なので、いざという時役に立たない男なのです。)、珍しく
原稿を書き上げることができました。手話とは関係のない話もありますが、ど
うぞ、最後まで読んでください。今回の内容は次の通りです。
- 千葉県市川市のIT講習会の話
- ウィルス情報
- まごころコミュニケーションサービスについて
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本編のNo.66の「徒然埋め草2001年11月」でIT講習会についてふれたのです
が、千葉県市川市の森さんから市川市でのIT講習会情報を頂きました。
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森@IDEです。
IT講習会の話が出ていましたが、私の地元市川市では、ろう者のため
のものについてろう協から依頼文を出したのが功をなして、ろう協と市
で協力して講師をコンピューター協会に依頼する形でろう者のためのIT
講習会を実現させています。
市川市ろう者協会のHPにも少し情報がありますので見てくださいね。
http://www40.tok2.com/home/IAD/
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ということで、興味のある方は、どうぞご覧下さい。
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現在、コンピュータウィルスが大流行しています。コンピュータウィルス自
体は数年前からありましたが、ここ数年でパソコンを詳しく知らない人も使う
機会が増えたこと、そしてE-MailやWWWなど多種多様な経路で感染していくた
め、過去に類を見ないほどの勢いで被害が広がっています。私にも先週ぐらい
から毎日3通ぐらいのウィルス付きE-Mailを受け取るような状況です。
沢山の人がパソコンを使い、インターネットにつないで、様々な情報を得ら
れるのは良いことだと思いますが、残念ながら私が最初にインターネットを使
い始めた頃と違い、今、インターネットを使う人は常にウィルスやクラッキン
グといった犯罪まがいの行為に気をつけなければなりません。何も考えずに便
利だからと使っているだけで、他人に迷惑をかけている可能性もあるのです。
皆さんにとって、とても不幸な話ですが、このようなリスクがあることを常に
頭において、パソコンを使ってください。
今のウィルスの被害は、まとめると2パターンになります
1つはパソコンに進入し、ファイルを消したり、重要なプログラムを変更し
てパソコンの動作をおかしくしてしまうものです。
もう1つは、大量の情報をインターネット上に流すことで、電話で言う「輻
輳」を起こし、E-Mailの送信を遅らせたり、ホームページを見るのが遅くさせ
てしまいます。つまり、インターネットで渋滞を起こしてしまうわけです。
現在流行しているBADTRANSは2つ目のウィルスに分類されています。また、
これの変種であるGoneは、両方の性質を持っているそうです。これらのウィス
ルが今までのと比べて凶悪な点は、E-Mailを読んだだけで感染してしまうこと
です。昔から、添付ファイルを実行したために感染してしまう方法はあるので
すが、今回はメールを開いただけで感染してしまうので、たちが悪いのです。
皆さんのパソコンも対策を施していなければ感染してしている可能性がありま
す。
「自分のパソコンが感染しているかわからない」という人は、次の項目に該
当するかを調べてください。
- Windows Updateを2001年11月以降に実行していない。
もしくは、Windows Updateとは何のことかわからない。
- Internet Explorerを使っているが、サービスパック2(SP2)を適用するな
どの対策をしていない。もしくは、対策とは何のことかわからない。
- OutlookというソフトでE-Mailを送受信しているが、対策をしていない。
もしくは対策とは何のことかわからない。
1つでも心当たりのある方は要注意です。以下の対策を施してください。
まず短期的な対策を。
- Outlookを起動しない。
とにかく、以下のツールを使って、ウィスルがいないことを確認するまで
起動しないようにしましょう。
- 無料の駆除ツールを使う。
いくつかの会社から駆除ツールが無料で配布されています。これを使って
ある程度はウィルスを駆除できます。しかし、種類が増えていくので、と
りあえずは解決しても将来的には再度感染する可能性がありますし、パソ
コンによっては駆除できない場合もあります。
- トレンドマイクロの無償の駆除ツール
http://www.trendmicro.co.jp/
http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/default3.asp?Vname=WORM_GONE.A
- シマンテックの無償の駆除ツール
http://www.symantec.co.jp/
http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/w/w32.goner.a%40mm.html
- Windows Updateを実行する。
「スタート」メニューの上の方を見てください。「Windows Update」とい
う項目があります。インターネットにつないで、これを実行すると、
Windowsを無料で最新の状態に更新することができます。これによって、
ウィスルに感染しにくいWindowsに修正できます。これは半年に1度、もし
くは新しいウィルスが広がっているという噂を聞いた時には、すぐに実行
してください。実行には20〜60分ぐらい時間がかかります。
- 再インストールする
どうしようもなくなったら、リカバリーディスクを使って、OS自体を再イ
ンストールしましょう。データはなくなりますが、人に迷惑をかけるより
はましです。もし、知り合いにパソコンに詳しい人がいたら、何かの交換
条件で助けてもらいましょう。私にはそれぐらいしかアドバイスできませ
ん。ごめんなさいね。
次に長期的な対策を。
- ワクチンソフトなどを使う。
このようなソフトを作っている会社にMcAfee(マカフィー)とSymantec(シ
マンテック)があります。正式にはブランドネームですが。他にも色々あ
りますが、技術力と対応の早さで、この2社がお勧めです。
最近はウィルス除去ソフトだけでなく、インターネットからの様々な攻撃
を防ぐソフトとセットで売っていますが、それは個々の判断で導入すれば
いいと思います。あまりWebを使う人はセキュリティーソフトのセットは
高いだけで、もったいないような気がします。私はウィスル除去ソフトだ
けを購入することをお勧めします。
トレンドマイクロ (McAfee)
http://www.trendmicro.co.jp/
以前のバージョンは単体でのスキャンだけに機能が絞られていて使いや
すかったのですが、最新の「ウィスルスキャンオンライン」は接続環境
が弱い人には使いにくくなってしまいました。ちょっと残念ですが、検
出力やメールのスキャンはなかなか強力のように感じます。
シマンテック (ノートンシリーズ)
http://www.symantec.co.jp/
ノートンシリーズで有名なシマンテックは、様々なユーティリティーと
のセットで販売されていますが、ウィスルスキャンソフトだけのパッ
ケージがあります。私は、それとインターネットセキュリティとの2つ
のソフトのセットをお勧めします。使いやすいのですが、私の経験では
パソコンによってはインストールできない場合があるようです。返品と
かできないので、そこは賭ですね。なお、それ以外のディスクメンテナ
ンスソフトは、あまり良い出来ではないので、お勧めしません。
どちらのソフトも4000〜6000円程度で買えます。これで安全が買えると思えば
1つ買っておくのはいいと思うのですけど。
- E-Mailの送受信にOutlookを使わない。
そもそもOutlookやInternet Explorerというソフトを使わなければ、だい
たいのウィルスを防御できます。
E-Mailはお勧めのソフトがあります。Datulaというソフトです。Outlook
と似たような操作性ですが、添付ファイルを自動では実行しない、巨大な
ファイルを送信する時には警告される、機種依存文字は自動変換する、と
いったうっかりミスを防ぐ設計が気に入っています。もう2年ぐらい更新さ
れていないぐらい安定したソフトであることも推薦の理由です。無料ではな
く、2980円ですが、これ以上の価値が十分あります。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se060931.html
もうひとつ、ブラウザもIE以外のをお勧めしたいのですが、ちと、Windows
を使う以上、どれもこれもいまひとつなので、しょうがないので、IEを使う
しかないかなと思います。くれぐれもパッチ情報に注意してください。
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NECまごころコミュニケーションサービスというものがあるそうです。
なんでも、30年以上前から、健康相談、育児相談、介護相談等、生活者の日
常生活をサポートする30ほどのサービスの運営を行っているそうです。それは
とても便利だと思うのですが、私は初耳です。もし、このサービスについて、
ご存じの方がいたら教えてください。
それは、こんなことをやっているそうです。
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NECまごころコミュニケーション
日時: 月〜金曜日 10:00 - 16:00
内容: 聴覚障害者対象/リレーサービス
1. FAX、携帯、PCなどから伝言希望の宛先と内容をまごころコミュ
ニケーションに送信
2. まごころコミュニケーションより伝言先に電話で伝える
3. 返答を希望のところへ送信
※会員登録が必要(無料、サービス利用も無料)
【資料請求、お問合せ先】
NECまごころコミュニケーション
FAX:03-3475-0005
TEL:03-3475-6788(月−金10:00-16:00)
E−mail:magocom@mvh.biglobe.ne.jp
-- ご掲載に関するお問合せは --
ダイヤル・サービス株式会社
NECまごころコミュニケーション担当 早川
〒107-8610 東京都港区南青山4-20-19
電話:03-3475-6788 FAX:03-3475-0005
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調べる時間が私にはないので、実際に使っている人、その他色々な情報があ
れば、どうぞ教えてください。
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「語ろうか」への苦情、文句、意見、たれ込み情報は
tokudama@rr.iij4u.or.jp
までE-Mailにて送って下さい。基本的には氏名(匿名も可)、居住都道府県付き
での情報を期待していますが、今までの経過を見ていますと、あまり守られて
いないので、そのあたりはどうでもいいです。
でも、Subject(題名)には、「語ろうか」とか「kataro」といった文字を入
れて下さい。沢山届くmailに埋もれて、捨ててしまうかもしれませんので、こ
れだけは守って下さい。過去に「語ろうか」への文句なのか、ある研究会での
私の振る舞いに対する意見なのかがわからずに悩んだことがありますので、
Subjectにだけは「語ろうか」と入れて下さい。よろしくお願いします。
寄せられた意見は事前の断り無しに増刊号などで公表する場合があります。
公表されたくない場合は、わかりやすい位置にその旨書いておいて下さい。今
のところ、公表する場合には匿名にしていますが、「どうしても実名で」とい
う場合にも一筆お願いします。
それから返事はあまり期待しないで下さい。結構、返事を書くのは時間がか
かったりします。今のところ、7割ぐらいの人に返信していますが、これでも
自分では結構頑張って書いたと思うぐらいです。それに、今、書く返事は感情
にかられてまともな文章は書けないような感じがします。だから、返信が戻ら
なくても事情を察してください。メールは全部読んでいます。寄せられたご意
見、苦情、文句については、できるだけ本編に反映させるようにしますので、
本編にご期待下さい。
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では、また今週の「語ろうか」の本編で会いましょう。
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